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地震がきた!ピアノが危険なシチュエーション3パターンと対策グッズのまとめ

9月1日は防災の日でしたね。

日頃から災害対策が万全な方も多いと思うのですが、災害グッズや避難場所、連絡方法の確認のほかに、是非ご家族や大切な人に伝えてほしいことがあります。

もしも大地震が起きた時、あなたのすぐ側にピアノがあったら?

ピアノは地震でどうなるでしょうか?

いざという時のために備えておきたい事や、地震が起きたときに絶対に取らないでほしい行動があるのでご紹介します。

「我が家のピアノは関係ないわ」と思われるかもしれませんが、グランドピアノやアップライトピアノ、電子ピアノは学校や公民館やホテルや大きな病院など色々な場所にあります。まさに地震のその瞬間、NG行動を取らないようにしましょう。

グランドピアノの場合

グランドピアノの重さってご存知ですか。

なんと、350〜500キロほどあります。

そして足にはキャスターがついていて可動式です。

家庭のグランドピアノであればインシュレーターという丸いお皿のような形で、防音効果もあり地震の時に動いたりしないようにするグランドピアノの必須アイテムが大抵付いています。

でもこれ、学校の体育館のピアノにインシュレーター付いてるのってあまり見た事ないですよね?

そうなんです。付いてないんですよ。

理由は入学式や卒業式など必要な時だけ転がして運び出しやすくするためなんです。

なので、インシュレーターを付けてないピアノはキャスターがそのまま動いて右へ左へ大きく転がる可能性があります。

[balloon_left img=”https://ayumusica.com/wp-content/uploads/2020/07/789818.jpg” caption=”歩先生”]うーん、怖い!インシュレーター付けられないのかな💦[/balloon_left]

そうなんです、付けられれば安心なのですが。

使う毎に数百キロのピアノを持ち上げてインシュレーターを付け外しする事ってなかなか難しいですよね。

ホールなどはピアノ格納庫があるのでほとんど問題ないのですが、一般的な学校の体育館は舞台裏の端っこに寄せてあるだけだと思うんです。

なので、地震が来たら教室の机のようにピアノの下に隠れるなんて事は絶対にしないように子供さんには伝えてください。

大人だって万事は正常な判断力が欠けるものです。「あんな大きなものが動くはずない」と思っているものが動けばただの怪我では済みません。

怪我だけではなく、過去の大きな地震ではピアノの移動により他のモノや壁が破損した例もあります。

また、縦揺れ地震の時は300キロあっても地震の衝撃でジャンプするそうです。。恐ろしいですね💧

そんな縦揺れ大地震に遭遇した時に「そうだピアノの下に身を隠そう」とする人もあまりいないと思いますが

地震が来たらまずピアノからは離れるようにして下さい。

これは地震でピアノがどう動くかとは直接関係ないのですが、音楽室やレッスン室の防音室の扉は重く分厚いです。建物の歪みなどで閉じ込めに遭わないよう、ドアをすぐに開けることも大事です。

私も東日本大震災のあとの余震では、レッスン中にどんなに小さな揺れがきても真っ先にドアを開けてました。

アップライトピアノの場合

一般的に家庭に置かれているピアノで一番多いタイプのアップライトピアノ。

最近では駅などにストリートピアノとして設置されていることもあり、だれでも気軽に目に触れる機会の多いピアノですね。

縦型のアップライトは大体200kg前後となり、重心の殆どが背面にかかっています。

置いてある場所の後ろがふすまやガラスといった扉であれば、揺れて後ろに倒れそのままピアノが背面を突き破ります。

また、強度の強い壁などにピッタリに設置している場合は、揺れで背面にぶつかった反動で前に倒れるんですね。

[balloon_left img=”https://ayumusica.com/wp-content/uploads/2020/07/789818.jpg” caption=”歩先生”]YouTubeに地震が来たときのピアノの動き方の動画が沢山あるのでよかったら検索してみてください[/balloon_left]

アップライトピアノもグランドピアノ同様にインシュレーターを付ける事である程度動きが抑えられます。

また可能であれば壁から10センチ以上離す事で後方への揺れを少し逃すことが出来、前への転倒の可能性が低くなります。

スペースの問題で壁から離すことが難しい場合もありますよね。アップライトピアノの場合は転倒防止のアイテムが数多くありますので簡単にご紹介します。

◆ピアノ用耐震ベルト

車のシートベルトのように、壁にベルトを取り付けてピアノを鍵盤の下を半周して固定するものです。前に転倒する事は確かに防げそうですが、見た目が本当にベルトなので、多少「巻かれてる」感が出てしまうのは否めないですが安全には変えられませんし、持ち上げたりせずに自分で取り付けが出来るところが手軽です。

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◆転倒防止敷板

こちらは、アップライトのピアノの足元に固定して、設置面を増やす事で転倒を防ぐアイテムです。見た目はとてもスッキリですね。似た商品で畳が傷むことを防止するための敷板があるのですが、転倒防止としては安全性が落ちるので転倒防止のための敷板を選んでください。

◆ピアノガード

幼稚園や保育園など壁から離れた場所に設置してあるアップライトピアノにも使える器具で、ピアノの背面に直接支える支柱をくっつけるイメージです。壁を傷めることなく取り付けられ、1番安定感は感じますが、自分で取り付ける事は難しいと思うので楽器店での購入が必要になります。

アップライトピアノは潜り込むスペースがほとんどないのですが、近くにピアノしか無ければついつい手すりのように掴んでしまう可能性もありますし、

鍵盤の下や椅子の下などわずがなスペースに身を隠したりしないようにお子さんに伝えて下さい。

電子ピアノの場合

電子ピアノだから大丈夫だろうと油断していると、万が一倒れかかって来た時大怪我をしてしまいます。

もちろんグランドピアノやアップライトピアノに比べれば軽いのですが、それでも20kg〜80kgほどあります。

地震が来た時には絶対にそばに近寄らないようにしてください。

[balloon_left img=”https://ayumusica.com/wp-content/uploads/2020/07/789818.jpg” caption=”歩先生”]倒れないにしても床が抜けたりするのかしら…💦[/balloon_left]

と心配になる方もいらっしゃいますよね。

グランドピアノやアップライトピアノは購入時に設置場所の確認があり、大抵の場合は何もしなくても問題ありませんが、ピアノの大きさや場合によっては床下補強をするなど対策はされているものです。

電子ピアノはその心配はありません。

建築基準法によると、荷重の最低基準は1平方メートルあたり180kgですので、100キロに満たない電子ピアノで床が抜けると言うことはないはずです。

ただ、転倒の可能性はあるので、アップライトピアノで紹介したベルトで固定すると動きが抑えられるので安心です。

また、転倒と全く別の話なんですが、電子ピアノはとても精密な電子機器ですので衝撃による故障が起こる事があります。

保証内容によっては天災となると無償修理が出来ない事もあるので、メーカーや販売店でも購入時に保証内容をよく確認してみてください。

多少お金がかかるとしても、天災もカバーできる手厚い保証があるなら入っておいて損はないですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ピアノの設置場所や設置方法、補助機器の取り付けなど色々な対策方法がありますが、その方法の限度を超える地震が起きれば、どんな対策を講じていても絶対に安心安全はありません。

ですが、何もしないよりは確実にリスクを減らせます。

せっかく大切に使っているピアノが地震によって壊れてしまったり、近くにいる人が怪我などしてしまっては大変です。

身近にピアノがある場合は地震対策が出来ているかこの機会に確認してみてください。

全てのピアノに共通する事ですが、ピアノの上に重いものを置かないピアノがある部屋で寝ない、このような事であれば今すぐ工夫次第で対策が取れますよね。

また、これからピアノの購入を検討してる方は楽器店の担当者の方から補助器具を勧められた場合は、お得に購入出来るかもしれないので聞いてみてくださいね。

「少しでもピアノを安く購入したいのでオプションのセールスなんてお断り!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、せっかくピアノを購入されるのですから、安全に長く愛用していきたいものです。

ここまで読んでくださったアナタは地震対策へのアンテナが高い🎵

万が一の時も安全が守られますよう心から祈っています。